らぶりぃ。
「俺にはその感覚分かんねえ」

「うん、僕も。確かに綺麗な花かもしれないけど…。でも、何で小松君は殺されてしまったんだろう」

優希が花びらを見つめて言った。

「想像だけどさ、小松はこの花のことを告発しようとしたんじゃないか?で、一緒に栽培してた仲間に殺されたとか」

「さすがに花を栽培してたことを告発するだけで殺されはしないだろう」
渡瀬は小暮の意見を否定した。
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