らぶりぃ。
「とは言ってもこの話は俺たちの想像の域だから、警察にまともに言って取り合ってもらえるかどうか…」

渡瀬がメガネを中指で抑えた。

「捜査は始まってるだろうから話はできるだろ」

「僕はね」

優希がシーツを握り締めながら小さな声で話し出した。

「小松君がどうして僕に手紙と花びらを託したのかが知りたい」
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