らぶりぃ。
「優希…」

「だって殺されるかもしれないって小松君分かってるよね。それなのに警察じゃなくて何で僕に。僕は小松君の事件、自分で解決したい」

「優希の気持ちは分かるけど、俺たちだけじゃ解決できない問題だぞ」

俺はなだめるように優希の頭を撫でた。

「ならさ、俺のダチに相談してみる?そいつの親父さん刑事なんだよ」

「小暮、本当に信頼出来る奴なのか?」

「おう!気持ちのいい男だぜ。藤木圭一郎は。俺電話してみるよ」
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