俺の恋愛【BL】~番外編~
あの日の事もやっと全貌が見えてすっきりした。
まぁ、祥子の事では、いろいろ思うところはあったみたいだけど。
今は本当になんとも思ってないんだから、今はそれを信じてもらうしかどうしようもない。
これからそんな不安なんか消してやる。
なんか完全にはまってる自分がおかしい。
ちょっと前までは、聖治の事はなんとも思ってないと信じていたはずなのに。
と、聖治の腕の中で、思考を廻らせていると名前を呼ばれた。
「悠斗?」
「ん?」
「ありがとう」
「…っ」
何がと、聞き返そうとして口を開いた瞬間に、唇を塞がれた。