きんたろう
しろい
じまんのもち肌の
あおあざが
イタイタしく
スリキズの赤が
なまめかしく
しくしくなく少年が
かわいらしく
駆けつける警官が
たよりなく
頭頂部には髪の毛はなく
さて
あしたから
ぼくはなにをしたらいいのかなと
いうようなことを思い
とりあえず
おさかなでもたべようか
ということになり
警官の見ていない
ちょっとした隙に
病気の虎が飛び込むという川に飛び込んだ。
たぶん
鮭はいない。
のかな
飛び込むと意外と浅く
おかしな角度から
頭をぶつけた。