きんたろう
つけたされたエンディング
~指先で送るキミへのメッセージ
動物たちが心配そうに金太郎の周りを囲んで
顔をのぞき込んでいた。
クマは自分を責め 申しわけなさそうに、ときには自分の体を痛めつけるように
たたいたり
ひっかいたり
かきむしったりした
それを
あれは、しかたがなかったというようなことを言って たしなめようと心配して近寄るどうぶつたちにまでクマはあたりちらした。
そういうやりとりが
ひとしきりつづいた。