きんたろう
きんたろうの目の前に

さしだされた

並盛、たまご、みそしる。


自分めがけて、差し出されたどんぶりが


あまりに顔のすぐ近くに近づいてくるものだから

とっさに

その手首をつかんだ金太郎は、


そのまま

入口のガラス戸まで定員を


瞬間に はこんだ。



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