朱の国のお姫様
朱の国
ある所にある
朱の国
その国の
頂点に君臨する
齢16の姫
彼女の名は
星空
セイラ
『海樹
出かけるわよ』
「はい!
星空姫」
そして彼女の召使の僕
海樹
カイキ
2人はある日
緑の国に出かけた
そこには
星空姫が愛していた
蒼の国の
影(シャドー)王子
と
緑の国の姫
凜(リン)姫
の姿
さらに2人は
仲良く手を繋いで
微笑んでいた
『海樹…
凜をこの世から
消して…』
朱の国では
星空姫が頂点
なので星空姫が
言う事は絶対…
僕は凜姫を殺した
大好きだった凜姫を…
溜まった血に
一粒一粒落ちる
水滴
僕は冷たくなった
凜姫にキスをした
ごめんね
と言う思いを
込めて