朱の国のお姫様


と言う感じで
星空姫は
気に食わない事が
あるとわがままを
言って僕に
その人を殺すよう
命じる


だがここ一年間
星空姫のわがままが
ヒドすぎる

と言う苦情が
多い


確かに最近
星空姫の命令の
量が多い


僕は何人もの人を
星空姫の為に殺した


そんな毎日を
過ごしていた時
僕は王様に呼ばれた


「なんでしょうか?」

〔星空を殺害する〕


えっ…


「それは…」


〔あの子のわがままは
ヒドすぎる


今日から一週間後に
公開死刑をする

くれぐれも星空には
言うなよ〕


「はい…」



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