ヤクザ一家のムスメはアタシ!!〜幼なじみはヤンキーくん!?〜






「何だテメェ…。」


「それはこっちの台詞じゃボケ…瑠美をこんなにしやがって……。」



すると、そのボスらしき赤の特攻服の女は瑠美のお腹に足を置いた…。



「何?…アンタもしかしてこの女の仲間?」


「だったら?」



女の足に踏み付けられて、苦しそうな瑠美。



「凜…良いから…。」



薄れそうな声で言った瑠美はアタシに笑顔を見せた。



何笑ってんのよ…。


こんな時まで笑ってんなよ…。






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