ヤクザ一家のムスメはアタシ!!〜幼なじみはヤンキーくん!?〜
嫌がるアタシをよそに、夾花と樹里はぐんぐんと腕を引っ張る。
抵抗もできずに、東亜と族の皆から少し離れたところで
アタシはやっと解放された。
「ちょっとなんなん!?」
「はぁ……。」
って…
こっちがため息つきたいわ…。
アタシの言動に、わざわざ聞こえるようなため息をつく二人。
「一体なんなんよ…?」
呆れながら言ったアタシに、夾花が答える。