YOU〜普通の子×ホスト〜
ちょっと待ってよ。
1人残されて、1人で笑っているアタシはバカみたいじゃない……。
それでも、笑いを堪えることができなかった。
「はぁ…あったぁ…」
「あ、おかえり。」
「何時くらいに行く予定?」
「うーん。夜からかな。ちょっと色々あるし。」
「そっかぁ…。俺も参加するし!!ちゃんと来いよな〜なんて、俺がいつも寝バックレしちゃうんだけど(笑)!!」
「分かってる。」
彼はいつも明るく話す。
太陽みたいな人。
アタシはそんな人を、あまり見たことがないよ。