YOU〜普通の子×ホスト〜
コンビニで適当にお酒やお菓子を買って戻った。
「あっ、ナオキ〜!!彼女さん帰ってきたよ〜」
そう言ったのは、さっき来た女のうちの1人だった。
「あれ、もう1人は?」
「あぁ、帰らせたよ。」
「ナオキったらカッコいいんだぜ!!お前が来る場所じゃねぇ!!とか言っちゃってさぁ〜!!」
「トモヤ、うるせぇぞ!」
「まぁ、そんなに照れんなってーの(笑)!」
マリの顔は、ようやく一安心できたといった顔をしていた。
でもアタシは、それどころじゃなかった。
ゆうの隣にピッタリと寄り添う、とても綺麗な女……。
ちょっとケバいとは思ったけど、夜の人間の匂いがプンプンするくらい…
自分にも金をかけているのだろう。
それくらいに綺麗だった。