DEBU×KOI[短編]
………ん、
‥‥‥‥‥さん、
「佐々木さーん…」
私は目を覚ましました。
腕には点滴がつき、
目の前には看護士さん。
ここは、病院・・。
その時、
扉が開きました。
「……佐々木さん?」
彼が、花を持って立っていました。
「栄養失調だって。」
花を花瓶にいれました。
「3ヶ月、ほとんど何も食べてないらしいじゃないか。」
彼は椅子に座りました。
私は
何故か言ってしまいました。
「私、あなたの事好きなんです。」
彼は、
はっ と顔をあげました。
「私、自信なくて…。」
そう言って彼を見ました。
目が、赤くなっていました。
「こんな私なんかじゃ…」
私がそう言うと
彼が初めて起こりました。
.