DEBU×KOI[短編]

O5.食事

私は今、
夢を見ています。





これはきっと夢。





夢としか、
思えません。





とても綺麗で
高級そうなレストラン。





メニューは全部
フランス語…？




「お好きな物をどうぞ^^」



お、お、お好きな物が
わからないんですが･･



「何でも…いいです」



「そうですか。でしたらコースにしましょうか♪」



と、言い
なにやらコースを
頼んだみたい。






「…あの、色々とありがとうございます。」



私がそう言うと
彼は笑いました。



「今日は僕のおごりです!!沢山食べて下さいね！！」


とだけ言いました。





私は



彼の事を



好きになっていました。







こんな私に優しくしてくれたのは、彼が初めてで、



単純かもしれませんが。





そしてコースが来て
楽しく会話をし、



タクシーで家まで
送り届けてもらいました。




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