妹は年上 !?
「お前、何してんだよ!あれほど、迷惑はかけるなって言ってたのに。」

兄はとても不機嫌そうだ。

「ごめん。兄ちゃん!でも、美沙子がどうしても兄ちゃんを見たいって言うから、来ちゃった。」

「そんな理由で来んなよな。」

「ぢゃあ、今度からは気をつけるんで!(笑)」

わたしは笑ってごまかそうとしたが、兄はあきれてる。

「とにかく!戻れ。」

「わかった!ぢゃあ、家でね!」

そして、わたしは兄とわかれ、美沙子の手を強引に引っ張って自分の教室に戻った。

「美沙子。弟に会いに行くのは、もうダメだよ?」

わたしは叱る口調で話した。

「は~い。わかりました。(笑)」

「絶対だからね。」

「うん。わかったっから大丈夫。(笑)」
ホントに分かってくれたのか、かなり疑問だ…

「ってか、七海!明日、日曜だしさ、うちの家に遊びにこない?」

「え!美沙子の家に?」

「うん!あたし達、親友だしさ!」

「そうだね!あたし達、親友なんだもんね!」

わたしは美沙子からの親友という言葉がかなり嬉しかった。

「よし!ぢゃあ、明日連絡するね。」

「うん!待ってる。」
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