妹は年上 !?
「ねぇ、美沙子。佐藤真紀って子知ってる?」

「うん!知ってるよ!」

「どんな子なの?」

私は必死に聞いた。

「どんな子って…ってか、何でそんなこときくの?」

「実は、さぁ~その人とうちの弟が付き合ってるらしいんだよ~」
すると、なぜか「キャァー」と美沙子が叫んだ。

「七海!それホントなの?」

美沙子はまだ、驚いてる。

「マジだよ。ってか、何でそんなに驚いてるの?」

「そりゃ、驚くよぉ~だって、その佐藤真紀って女、もぉ、2年も前に自殺したんだもん。」

「ウソだぁ~(笑)」
私は美沙子がふざけてるのかと思って、わざと笑った。

「ホントだって。あんた、知らないの?佐藤真紀の呪いのメェル話。」

「何それ?」

「やっぱり、知らないんだ…」
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