妹は年上 !?
そして学校に着いた俺は、残り少ない時間を有効に使おうと教科書を机の上に置いてひたすら読んで暗記しまくった。

そして時間はあっという間に過ぎ、テストが開始された。

「あぁ~もう…ダメだ。」と思いながらも必死に問題を解いた。
そしてテストがなんとか終了した。これで、とりあえずは一安心だと思い、家に帰った。

家に着いた。だが、ドアを開けるといつもと雰囲気がなにか違う。恐る恐る進むとその先で母さんが、うずくまって泣いていた。

「どうしたの?母さん。」

母は涙目でこっちを見た。

「友秋。香苗が、香苗が、死んぢゃった。」

俺はその言葉に驚いた。

「え?嘘だろ。」

「ホントだよ…学校の帰り道で交通事故にあって…即死だったそうだよ…」

「そんな…」

俺は一気に腰が抜けた。
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