じいさんとアタシ

家に帰ると、もうケンちゃんはいなかった。


真っ暗なリビングに電気をつけて、時計を見るともうすぐ18時。



テーブルの上には、『お疲れ様。夕飯に食べて』とケンちゃん特製焼きそばがあり、

まだ温かった。




そういえばヤツも「ケンさん」って呼ばれてたな…




アタシの「ケンちゃん」とは大違いだ!

と思いながら、焼きそばを食べた。





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