じいさんとアタシ
「本名は高崎 賢治郎(タカサキケンジロウ)って言うんだよ。
みんな呼びやすいから『ケンさん』って呼んでる」
「賢治郎…でケンさん…」
そこでトミさんは休憩時間が終わるということで、
先にお店出ていった。
去り際に、
「明日はミスドを食べに行こう。ケンさんも連れてくるから」
と言われた。
適当に返事をし、トミさんと別れた。
なんでそんなにアタシと交流をもちたいのか、
ジュースを一気飲みしながら考えたけど、全く分からなかった。