じいさんとアタシ

唇をギュッとかんで、アイツが顔を離した。


血がでてる。



「前のひかりはあんなに優しくて可愛いコだったのに…

アイツのせいで…

でも大丈夫ひかり。俺が守ってあげる」



そう彼は言うとアタシの服を引き裂いた。






「やめっ…やめて…!やめてぇぇぇ!!

やだ、やだ!ケンちゃぁぁぁぁぁぁん!」




< 286 / 292 >

この作品をシェア

pagetop