シャンデリア〜執事との恋?〜
光陰矢のごとく
私が一人、クヨクヨしてたって、
私と潤の仲がギクシャクしてたって、
時は構わず進んでいくものだ。
お父様に呼ばれてから、私と神宮寺要の婚約の話は、私達がどうあがこうと、勝手にどんどん進んでいった。
そして今日は、婚約発表の日。
私は準備をしてるんだけど……………
「なんでドレスの色が真っ赤なの?
それに背中がまる出しですし。」
「俺の趣味だ。
お前は俺の物なんだから、俺と並んで劣らない様じゃないといけないからな」
「私は淡い色の方が似合うのよ。」