シャンデリア〜執事との恋?〜

………なんか、話してたらほんとに悲しくなってきちゃった……。



「う〜……グスンっ」



急に泣き出した私を潤がそっと抱きしめてくれる。



潤………温かい



「麗華、シャンデリアは昔蝋燭でした。
毎日蝋燭に火をつけ、ススで汚れたシャンデリアを磨く人がいたんですよ。

だから、キラキラと光っていられたんです。

あなたがシャンデリアなら、僕は磨く人になりたい。
そのままの貴方でいいんです。

外見や権力なんてどうにでもなる。

私は貴女の内面から好きになりました

もっと光らせてあげたい」
 
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