シャンデリア〜執事との恋?〜
要は、悔しそうな顔をしている。
「麗華、おいで……」
私は、私を読んだ相手に吸い寄せられるように近付き、腕の中におさまった。
私も相手の腰に腕を回す。
「お帰り、麗華」
耳元で喋る甘い声に酔いしれながら、返事をする。
「ただいま、潤」
「もう一生、離さないから。
ずっと貴方を磨いてあげるから」
「よろしくお願いします………」
なんだか照れ臭い。
でも、すごく幸せで、二人で見つめ合うと、どちらからとなくキスをした。
END