1week
AM4時。


喉渇いた。

ちょっとペース良く飲みすぎた。

頭痛いかも。

キッチンのグラスを手に取り
冷蔵庫のミネラルウォーターを
注ぎながら
かすかに聞こえる話し声に耳を傾けた。


「   !?」

「…~~…」


外からだ。

こんな時間に誰だろう。

アパートの住人かなぁ。


グラスをテーブルに置き
道路側の窓のカーテンをそっと開ける。


「誰も居ないじゃない」


何となく安心し
カーテンを閉めようとした時。


「どーしろってんだよ!」


叫び声に驚いた。


「えっ、何?ジンの声?」


聞こえたのがジンの声だったからか
恐怖心は無く。
カーテンの向こうの窓を開けた。

誰と話してるの…?

下には居ない。
声は上から聞こえてくる様だった。


「ですから、このまま」


「このままって、死ぬんだろ、アイツ」






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