1week
目を擦りながら
また、青年を見つめる。

「何。」
しかめ面に少し身を引いて

「いえっ、ごめんなさい!」

あれ...待って。




「あ、あのぉ!!」
「何だよ。」

突然の大きな声に驚いた青年は
食べていたアイスを落としそうだった。

「それ!あたしのアイス!!」

「みたいだね、美味しい」

無邪気な笑顔に許してしまう。

あたしってば...と
ため息をつく。


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