近くにいるのに遠い君
「えっ??」

「走っちゃいけないの。。走ったら発作が起こっちゃうから。。」

私ゎ馬鹿なことを言ってしまったと思いすぐに謝った。。

「ごっごめん。。」

「どうして、謝るの??」

「だって、、」

私ゎ続きがいえなくて、、頭を下に下げてしまった。。

「私ね・・・」

そのとき風がビューと窓から入ってきた。。

「私ね・・20歳まで生きられないの。。」

「えっ??」

私ゎ衝撃を受けた。。

「お医者さんに言われたの。。私大人になれないんだ。。長く生きられてもあと2年ぐらいだって。。
だからさ、、1秒1秒がすごく奇跡じゃない??こうして夏目とめぐり合えたことも。。友達になれたことも全部・・全部が・・・」

私ゎいつも生きていることが当たり前だと思っていた。。だけど、、真衣奈の話を聞いてすごく生きるって奇跡なんだなと思った。。そして、、その分すごくショックを受けた。。
1秒1秒を必死に生きたい人がいるのに、、私ゎ自ら命を絶とうとしたのだから。。

そして、、真衣奈ゎさらに言った。。

「親ゎね毎日泣いてるの。。私のせいで。。私って親不孝者だよ」

そういって私の方を笑った。。

風で髪がなびいていた。。

すごく真衣奈が切なく見えた。。

「そっ。。そんなことないよ・・私だって」

私ゎとっさに出てきた言葉を言った。。そして、、昔のことをすべて打ち明けた。。

「そっかぁ、、そんなことがあったんだね。。夏目もつらかったね。。ありがとぉ!!夏目。。私の話を聞いてくれて、、夏目ゎその親友のおかげでここまでこれたんだね。。私ゎ夏目のおかげだよ。。本当にありがと。。でも、、もう2度とそんなこと繰り返しちゃだめだよ!!絶対にね・・」

そういってにこっと笑いかけ、、また外のほうをまた見つめた。。
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