兎は俺のモノ



「ありがとうございました。」

<ガチャ>

「ふぅ~…あッ!

この女…朝の。」

俺がレッスン室から出てくると

朝の女が廊下の壁にもたれながら

気持ちよさそうに寝ていた。

「…結構可愛いじゃん。」

しばらく見ていると女が目を覚ました。

「ッ!!」

俺にきずいたのか女が

逃げようとしていた。

だから…

「ちょっと待て。」

そう言うと女が振り向いた。

なんかすっげぇビビっていた。

「お前な「すいませんッ!」

名前を聞こうとしたとたん

急に女が誤って来た。

「いやッ。名前を聞こうとしたんだけど…。」

そぉ言うと女がホットして

「アタシは、山中 兎藍(なかやま うらん)

です。兎って呼んでください♪」

そぉ言ってニッコリ笑った。





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