兎は俺のモノ
さよなら…?。
<カチャ>
「兎!どぉした?」
戻ってきた兎は
表情が曇っていた。
「なんでもないよ。」
ウソつけ。
全然笑えてねぇぞ。
「何があった。
ウソ付いても意味ねぇ。
言え。」
「なんでもないって。」
なにがあったんだよ?
俺に言えないのか?
俺はお前の…。
-------兎
「え?留学…ですか。」
アタシは校長に呼ばれた。
「兎藍サンは留学した方がいいですよって
さっき演奏見に来ていた
オぺラで有名な人が言っていたの。
どぉかしら?」