兎は俺のモノ




そんで俺からも聞きたいことがあった。

「兎。」

「はい?」

「お前…何科に入ってんの?」

そぉ俺が一番聞きたかったこと。

「アタシは、先輩と同じですよ♪

声学科ですよ♪」

え!うそ…。マジ?

「今新しい曲やってんですよ…。

魔笛?だっけなぁ?」

「魔笛かぁ…。

その前にはなにやってた?」

「えーっとですねぇ……ですッ。」

そぉ言うと

「やってみろよ。」

って啓先輩が言ってきた。

でも…

「ここで?ですか??

ピアノは…?」

「こっちにある。」

アタシは啓先輩の後をついて行った。

「ふぁ~。」

そこには学校サイズのピアノがあった。

「♪♪♪♪♪♪~」




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