兎は俺のモノ




「せ・先輩?

こんな早くにどぉしたんですか?」

おそるおそる聞いて見た。

そしたら啓先輩が…

「兎を迎えに来た。」

俺におそるおそる

聞いて来た兎がなんか

可愛かった。

「先輩?」

「何?」

「寝ぼけてるなんてことないですよね…?

あ!でもアタシを迎えに来るんだから

寝ぼけてるのか!」

兎…。お前鈍感なのか?

「はぁ~。兎行くゾッ!

寒い!!」

「アッ!へ?」

俺は兎の手を取って

歩き始めた。

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