兎は俺のモノ



その後アタシは

亜衣ちゃんにがみがみ

言われた。

「はぁ~。」

次はレッスンなのに

一気にテンションが下がった。

よたよたしながら

レッスン室に行った。





<パタン>

レッスン室に入ると

中村先生と見知らぬ男の人が

楽しげに話していた。

アタシにきずいた中村先生が

「あ~。来た来た。兎藍さん。」

そぉ言うと見知らぬ男の人がアタシを見た。

「先生?この人だれですか?」

「あー。

3年生の清水 響君(しみず きょう)だ。」

「どぉも。はじめまして。

兎藍さん。よろしくね♪」

「あ!…ハイ。

よろしくおねがいいたします。

それと…兎って呼んでください。」

「ははッ!同級だからタメでいいよ。

可愛いね兎ちゃんって♪」

「そ…そんなことないですよ。

あッ!そんなことないよ。」

「あははッ!兎ちゃん♪」




ドキドキ…。
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