兎は俺のモノ
アタシと響クンは
レッスン室を出た。
「あ~。楽しかったぁ♪」
「兎ちゃんって
すごい声奇麗だよねぇ。」
「えッ!そんなことないよ。
全然。そんなことより響くんの
声ってすごい心地いいよね♪
歌っててすごい楽だったぁ!」
「そぉだった?あぁ~。クンいらないから。
響でいいよ!それよりこのあと
飯食いにいかない?いいとこ知ってるから。」
「行く行くぅ♪」
こんな姿をあの人に
見られていたなんてきずかなかった…。
「兎…?と誰アイツ?」
てか…どこ行くんだよ…あいつら。