兎は俺のモノ




「兎のやつ…どこ行ったぁ?」

「ねぇ。亜衣ぃ啓様のレッスン

行くんでしょぉ?」

「あっ!そっか。

兎のやつぅ。覚えておきなさいよぉ。」




























----------その頃、兎は…

「へっクッションッ!

誰か噂してる?」

<ズビッジュルル>

アタシはレッスン室にいた。

「ははッ。噂してるかもねぇ。」

アタシの担当の中村先生が

ほのぼのと言った。

「さッ!練習始めるかッ。」

「はいッ!!」



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