あの日の丘

『そうですよ先生。暑いッす』


ひょっこり私の後ろから男の子、愁ちゃんが出てきた。

『なんだなんだぁ高木まで。』

『じゃ、先生。温度下げまーす♪』

『あっこら!勝手に』

愁ちゃんはピッとリモコンを押した。

その瞬間スーッと気持ちい風が吹いた。

『わぁー気持ちいー♪』

『ったくお前らはぁ。。』

ブツブツ言いながらだけど、少しニヤッと笑って先生は教室を出て行った。

『愁ちゃんサンキュー』

『おぅ♪』

ドキッ……

ニカッと笑った。あなたの笑顔はとても幼くて、

可愛い。


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