先生以外ありえない!!!


教室に着き

先生を呼びに彰子は


地歴講義室に行ってしまった。


私は先生に泣き顔を見られたくなくて

タオルで鼻から下を隠した。



そして彰子が先生を連れてきてくれた。


「三倉ー。大丈夫かー?
俺も大学入試のとき落ちまくって、2次でやっと受かったんだ。
だからまだまだ時間はあるから。
今から頑張れば大丈夫だからな。」


彰子は私が先生に不合格の知らせを

するのを拒んでいたのに察したのか

先に先生に結果を報告してくれたんだ。





< 138 / 208 >

この作品をシェア

pagetop