先生以外ありえない!!!
教室に着き
先生を呼びに彰子は
地歴講義室に行ってしまった。
私は先生に泣き顔を見られたくなくて
タオルで鼻から下を隠した。
そして彰子が先生を連れてきてくれた。
「三倉ー。大丈夫かー?
俺も大学入試のとき落ちまくって、2次でやっと受かったんだ。
だからまだまだ時間はあるから。
今から頑張れば大丈夫だからな。」
彰子は私が先生に不合格の知らせを
するのを拒んでいたのに察したのか
先に先生に結果を報告してくれたんだ。