先生以外ありえない!!!
「先生…
ありがとう…
どうして私の指のサイズ
わかったの?」
「さえの手握ったときに
指の大きさ覚えてたんだ。
一緒に買いに行くより
サプライズがあったほうが、いいだろ?」
「うん!!
先生ありがとう。
こんな高価なもの。
どんなときも付けとくからね!
ほんとにありがとう。」
「いつかもっとちゃんとした
婚約指輪渡すからな?」
「先生…それって…
プロポーズ!?」
「さえの馬鹿〜。
そんなはっきり言われたら
恥ずかしいだろ。」
そう言って先生は
真っ赤になった顔を隠すように
私から顔をそらした。
私は本当に嬉しくて嬉しくて
先生に抱き着いた。