先生以外ありえない!!!


「はーい。席につけー」


先生の声がし、HRが始まった。




しばらくして


「はい♪HRおしまい♪」

先生の声がした途端

高橋くんが私のほうにやってきた。



「三倉さん♪今日放課後話さない?」

断ろうと思った瞬間。


「ごめんだけど三倉は俺と面談だ。
また今度にしてくれ。」


中沢先生だった。



中沢先生を軽く睨み高橋くんは

「三倉さん,またね♪」

と言って自分の席に帰ってしまった。

高橋くんが少しかわいそうに見えた。



先生は私の顔を見て微笑んだ。



私は微笑むことができなかった。




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