二股男─甘い誘惑切ない葛藤─
「おはよーしい君!!
さゆりこれから学校~
しい君、今日授業は?」
「俺もこれから授業だよ」
「そっかぁ……
がんばってねぇ~
あのねぇ──今日、さゆりバイトだから
帰るの遅いんだ」
「そっか……夜道とか気をつけろよ」
「うん!分かったぁ~
でも、自転車だし大丈夫だよ!!
バイト終わったら電話するねぇ」
「はいよ~でも、バイト終わった後
疲れてたら電話しなくてもいいぞ」
「大丈夫!!しい君の声聞くだけで
元気になれるから!!」
「そっか……ほら、遅刻するぞ!」
「うん!バイバイ!」
朝、慌ただしい時間にわざわざ電話してこなくても……
うざいと言ったらうざいが
実は俺……こういうさゆりは嫌いじゃない。
本当に、自分に素直だよな。
さゆりこれから学校~
しい君、今日授業は?」
「俺もこれから授業だよ」
「そっかぁ……
がんばってねぇ~
あのねぇ──今日、さゆりバイトだから
帰るの遅いんだ」
「そっか……夜道とか気をつけろよ」
「うん!分かったぁ~
でも、自転車だし大丈夫だよ!!
バイト終わったら電話するねぇ」
「はいよ~でも、バイト終わった後
疲れてたら電話しなくてもいいぞ」
「大丈夫!!しい君の声聞くだけで
元気になれるから!!」
「そっか……ほら、遅刻するぞ!」
「うん!バイバイ!」
朝、慌ただしい時間にわざわざ電話してこなくても……
うざいと言ったらうざいが
実は俺……こういうさゆりは嫌いじゃない。
本当に、自分に素直だよな。