二股男─甘い誘惑切ない葛藤─
でも、このままこの会話が終わるなら
それに越した事は無い


気にはなったが
俺は、もの凄いスピードで
煙草をふかした


証拠は無いんだ……


大丈夫。


自分にそう言い聞かせるように心の中で唱える俺は
とてつもなく小さい男に思えた
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