二股男─甘い誘惑切ない葛藤─
さゆりの顔はパーっと晴れ
笑みが零れる。
「さゆりぃ~一緒にお風呂入りたい!!」
引っ越ししたての部屋で
俺たちは密やかに1ヶ月記念日を祝った。
さゆりの作ったご飯を食べ
一緒に買ったペアのグラスで乾杯をして
ほろ酔い気分でベッドに入る。
俺は夢中でさゆりを抱いた。
さゆりと出会ってもう1年……
体の関係から始まった俺たちは
お互いの体はもう──隅々まで知っていると言っても過言ではない…
だからって訳じゃないけれど
さゆりと抱き合うのが気持ち良すぎて
普段だったら絶対に言わない言葉を……
俺は何故か言ってしまった。
笑みが零れる。
「さゆりぃ~一緒にお風呂入りたい!!」
引っ越ししたての部屋で
俺たちは密やかに1ヶ月記念日を祝った。
さゆりの作ったご飯を食べ
一緒に買ったペアのグラスで乾杯をして
ほろ酔い気分でベッドに入る。
俺は夢中でさゆりを抱いた。
さゆりと出会ってもう1年……
体の関係から始まった俺たちは
お互いの体はもう──隅々まで知っていると言っても過言ではない…
だからって訳じゃないけれど
さゆりと抱き合うのが気持ち良すぎて
普段だったら絶対に言わない言葉を……
俺は何故か言ってしまった。