二股男─甘い誘惑切ない葛藤─
「しい君ブラックでいいの?」
「うん……」
これは幸せなんだろうか?
キッチンに立つ愛を見ながら
ひろ子と過ごした日々を
思い出していた。
「どうしたの?
しい君?」
「ん?何でもねぇよ?
ただ、愛が可愛いなって思ってた」
顔を真っ赤にして
俯く愛が、本気で愛おしく感じた。
何やってるんだろ俺……
付き合いだして初日に
こんなパンクしそうな気持じゃ
身が持ちそうにないな。
「うん……」
これは幸せなんだろうか?
キッチンに立つ愛を見ながら
ひろ子と過ごした日々を
思い出していた。
「どうしたの?
しい君?」
「ん?何でもねぇよ?
ただ、愛が可愛いなって思ってた」
顔を真っ赤にして
俯く愛が、本気で愛おしく感じた。
何やってるんだろ俺……
付き合いだして初日に
こんなパンクしそうな気持じゃ
身が持ちそうにないな。