【短編】BrownieSugar〜第1弾★



「優梨…、お前の為に捧げる曲…聞いて下さい。」



一言告げ、前奏が始まる



ギターは、繊細で低い音を弾く










『寒空の下



君がくれた 缶コーヒー



指先から 温もりが



君の優しさが伝わる




ねぇ、あの頃を覚えてる?



缶コーヒー見るたびに



君の笑顔が浮かんでは消えて



どんなに遠く離れていても



君を離さない



だから



傍にいて



俺の愛する人・・・』
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