【短編】BrownieSugar〜第1弾★



東京駅。



酔いそうな程の人の群れで溢れ返る。




タクシーに乗り込み、某テレビ局へ向かう。



窓からは、高層ビルやショップが立ち並ぶ。




あたしは大事にピンクの袋を抱える。



中身は、昨日作ったブラウニー。



早く渡したい、



会いたい…―





テレビ局前に、タクシーが停まる


あたしはお金を払ってタクシーを降りた。




この中に、陸がいる…



そう思うと嬉しくなる
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