【短編】BrownieSugar〜第1弾★
『14日は、仕事で会えないけど…次の日は早めに切り上げるから会いに行く。絶対。』
『ほんとに?
待ってるね!去年より力作作らなきゃね♪』
あたしは、陸の言葉が嬉しかった…。
『陸、窓開けて?
月が綺麗だよ。』
窓から、綺麗な満月が浮かんでいる。
煌々と、光を放つ。
『うわー。綺麗な満月。』
一緒にいられなくても、一緒な景色が見れる。
それだけで、繋がっていられるような気がした。