内緒☆年下彼氏
段々と暗くなる外。気付いたら19時を過ぎてる。
そろそろ帰らねば…
「コウタくん…
私、あの……
そろそろ…」
「本当だ!!
気付かなくって、ごめん。
送って行くよ。」
「やっ!
大丈夫だよっっ
ありがとうね」
「でも気になるから。
せめて近くまででも送らせて??」
えっ…?
「じゃっじゃあ…
お願いします…」
さっきまで弾んでた会話も、今では役立たず…
ゆっくりと足並みを揃えて歩く。
緊張で頭がスパークしちゃうよ…!!
もんもんと
もくもくと、
歩き続けると
いつの間にか家の前
「あっ!
ごっごめん…
家着いちゃった…」
「大丈夫だよ。
その方が俺的にも安心だしさ♪
じゃ、またな!!」
「じゃ、また…」
また…!?
またがあるの…!?
その日私は
お礼のメールをして
ニヤニヤしながら
布団を体に巻き付けるのであった。