内緒☆年下彼氏

「内藤サクラ
入りなさい。」


放送がかかる。

私とサクラはお互いに目配せをして、何かを伝え合った。



サクラが心配だけど、
私の緊張も心臓を突き破ってしまいそうで心配…


10分位で帰ってきたサクラからは安堵の色が見える。

私に一言、
あんたが主役なんだから、緊張すんな!!


サクラに背中を押されて、
14時ぴったり

先生の放送に合図に従って足を動かし始めた。
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