一つの願い…
『どうした?』

はぁ…

疲れるなぁ…

『足が…痛くて…』


うわー、きたよ。

まじめんどっ…

『まじで!??大丈夫?』

優しく声をかける僕。

『うん…山根君学校行っていいよ〜…』

ってさ。

行けるもんなら行きたいさ!!

『えっ…そんな…乗れよ!!』


僕は福田を自転車の荷台にのせて学校まで行こうとした。

だが福田は乗ろうとしない…


―――――


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