一つの願い…
『どした?乗れよ。』


早くお前とおさらばしたい…!!


『だって…重いし…』


そうだよなー

こんなに太ってたら重いよな〜

ふぅ…

『気にすんなよ!!早く乗れよ!!』


なんてやさしいんだ〜

さっすが優太君!!

『…ありがと。』
福田は少し照れながら僕の自転車の荷台に乗った。


ゔゔ…

重い…

一体何キロあるんだ……


―――――


< 65 / 78 >

この作品をシェア

pagetop