恋するOL!戦うOL!
「一也はやめといた方がいいと思う。」

「どうしてですか?」

薫子さんがそう言ったので聞き返すと

「やっぱり一也が好きなのね。

でも、傷つくことになるわよ。」


そう言って、私の方をジッと見て、


「もしかして・・・もう一也と付き合ってる?」

「いえ・・・。」


正直に話してしまっていいだろうか?



「薫子先輩・・・実は・・・。」


もう、隠してもしょうがない。

本当のことを知ってもらったら・・・


一也とのことを・・・




全て話すと薫子さんは分かったと言うようにそして困ったように首を振った。


「だから、・・・最近の嫌がらせ・・・春花さんね。」

「どうして・・・。」

「まさかとは思ってたけど・・・。」



薫子さんがまた続きを話し始めたのだった。


「これは・・・話す気なかったんだけど・・・。」



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